プルメリア

プルメリアとは

科名は、キョウチクトウ科 (Apocynaceae) であり、属名はインドソケイ属 (Plumeria)です。
因みに英名は、Plumeria, Frangipani, Temple treeなどです。
プルメリアは丈夫で、春から秋まで暖かい時期は開花する性質があるため、熱帯・亜熱帯地域以外でも広く利用されています。
花は綺麗な色合いのものが多く、また芳香を楽しめるものがあります。ハワイではレイにも使われます。

プルメリアの近年の動向

プルメリア・オブツサ(Plumeria obtusa)とインドソケイ(P.rubra)がよく見られる種(species)です。
特に、後者からは、多くの栽培品種が生まれています。
一般に、高さ1m近くまでに成長した株でないと花は咲きにくく、露地植えや大きな鉢に植えにする必要がありました。
しかし、近年は、30~50cmほどの高さでも開花する矮性品種が開発されています。
以前はさし木用の枝(穂木)だけで入手可能でしたが、最近は鉢植えでも、よく流通するようになってきました。

プルメリア栽培の難易

植物としては、乾燥に強く、最低5℃程度あれば、栽培は容易であると言えます。
20℃以上で活発に生育、10度以下では葉を落とし休眠期に入り葉の成長は止まります。
冬に乾かし気味に管理すると0℃近くまでの寒さに耐えます。

なお、葉や枝を切ったときに出る白い乳液は有毒なので注意してください。