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レギネー・ジャンセア・パービフォリアの変位の出方

 ストレリチアの識者の中で、レギネーが進化してジャンセアとなったという説がある

実際に、レギネー同士での交配の種から葉が小さく細いものがでることがある。しかし、逆にジャンセア同士の交配で、小さめではあるがしっかり葉があるものがでる。


両方向に変異が出るので、これが単なる「葉のあるストレリチアへの先祖帰り」とは考えられず、変位の方向は両方向であると考えられる。


このページでは、以下の前提での育成結果を説明します。

@レギネーは、普通の葉を持つものを交配親として使った。

Aジャンセアは葉が全くないもののみ使用した。

B結果判定は、発芽後数年経過し最終的な草姿が分かるものにした。


下図で
 レギネーはレギネー同士の交配
 パービフォリアはレギネーを母としジャンセアを父とした交配
 ジャンセアはジャンセア同士の交配
である。



上図から納得できることはいくらかある。例えば、、、、、


@確かにレギネーとジャンセアは異なる種である。葉の大きさで見た「重なり」がほとんどない。

  つまり、レギネーとジャンセアは別の種と考えることは合理性がある。


A葉の大きさの遺伝子は連続性の遺伝子と推測される。パービフォリアは上図で見るとまさに中間に位置している。


Bレギネーを作りたければレギネー同士、ジャンセアを作りたければジャンセア同士交配するしかない。


 などなど、、