極楽鳥花の開花

極楽鳥花は単に綺麗なだけでなく、長い期間咲き続けます。美花の場合蕾のときも楽しめます。切花としても十分楽しめますが、敢えて申し上げると、植えてあるものは、もっと素晴しいです。花は生き生きとしていますし、葉や茎とのコンビネーションも楽しめます。

ストレリチア・レギネー(極楽鳥花)の個体差の色々

100人の人が、それぞれが異なった100の極楽鳥花を見たならば、100通りイメージが出来上がるのではないかと思うほど「個体差」が付いて回ります。
多少極端な事例も含めご紹介しますが、ストレリチアのご理解に役立てばと思います。
ただ、我々は、個体差を売りにしているのではなく、「好ましき美しさ」を持つものに改良・固定する事に一定レベル以上に成功していますので、品質に関し誤解しないで頂きたく思います。

ジャンセアの開花

ジャンセアはその草姿がユニークで、花が咲かなくともそれ自体で存在感があります。
しかし一方で、花立ちがよく、花も綺麗なジャンセアも極めてまれです。
ジャンセアは、生長にタップリ時間をかけますが、開花もゆっくりしています。

極楽鳥花の交配と種の発達

極楽鳥花は花の集まり。そしてその1つ1つに実が出来るようになっています。
頑張って多くの実を作る様子は、自然に生きるたくましさの1つでもあると感じます。

レギネー・ジャンセア・パービフォリアの変位の出方

ストレリチア(極楽鳥花)は進化しようと言う意欲がとても強いという感じを受けます。多様性を子孫に残すことで異なった環境に適応しようとしています。

ストレリチアの種類の区分が難しいのはこのためですが、これも面白い性質なのでご紹介いたします。

貴重なレギネーの原種

ゴールド・クレストやオレンジ・プリンスの育種の元になっている原種を紹介します。
時代を画する役割を果たした、とともに、今後とも極楽鳥花の品質の向上と安定に役立つものと考えております。
この原種を見ていると気高さを感じるとともに、ほっとします。色んな面から見て優秀な株なので、安定感があるのでしょうか。

ノンリーフ・ストレリチアの成長のプロセス

ノンリーフ・ストレリチアは魅力的なストレリチアです。
成長するにつれ、葉の退化というこの植物の進化が現れそれ自体楽しみの一つです。
ただ、草姿が美しい一方で育成や繁殖上の問題もあります。色々検討してみました

日本で初めて咲いた黄花ジャンセア

黄花ジャンセは南アフリカにおいても極めて貴重です。
このたび、黄花のジャンセアが開花を見ましたので紹介します。 綺麗な花ですが、遺伝特性もレギネーとは違うようです。

極楽鳥花の花色の変位

ストレリチアの花色には自然にあるオレンジでもなく、黄色でもない中間色が存在する。
そして、この変異は人工交配により作出された「中間色」ではないかと考えておりますので、紹介致します。

ジャンセアの原種の紹介

ジャンセアの黄花の原生2種、並びにジャンセの橙花を紹介します。
どれも、最も希少なストレリチアです。
今後、ジャンセアのみならずパービフォリアの黄花の作成へと発展します。

極楽鳥花 苞の発色パターンの追求

ストレリチアの現存する苞の色調は色々あるが、その魅力を再検討してみた。
今まで赤い苞が好まれることが多かったが、詳しく見ると、それだけに終わらせるべきではないと考えられる。

本ページの趣旨

ストレリチアは育て方においては他の植物と大きな違いがある訳ではありませんが、1株1株が花や草姿に独自の個性を持っています。
ここではストレリチアの性質を広く理解している「愛好家」への一助となるトピックを紹介しています。
皆様が、ストレリチアを持つこと、育てることがより楽しくなればと期待しています。