貴重なジャンセアの原種(原種取得の経緯) 2011年頃よりキルステンボッシュ(Kirstenbosch)植物園の館長(John Winter氏)に黄花ジャンセアの美しい原種の写真を撮っていただき、ぜひ入手しようと決意したのがきっかけでありました。当時(今もそうだが)希少なストレリチアは、個人所有でお庭に植えられていました。 Winter氏のようなその道の有力な方の協力なしでは手に入らなかったでしょう。 結局2年間掛かりましたが、Winter氏やCowlley氏(ストレリチアに詳しい種苗会社のオーナー)の保有者との交渉のお蔭で、個人保有者から株分け株を入手しました。 ジャンセア黄花は自己交配で種ができないため、遺伝子が異なる2株が必要なのですが2株手に入ったことは幸運の一言でしょう。 (黄花原種の紹介・説明) 黄花の原種はおそらく以下の2種のみであろうと考えられる。 原生のストレリチアの発掘収集、販売を数10年手がけてきた専門家によれば、「長い年月にわたり取り扱ったものは2種類のみであった。」とのことでした。
(橙花原種の紹介・説明) 橙花ジャンセアは市場から入手することはできるが、なかなか優良なものは見つからない。むしろ大半は凡庸なものばかりである。 ここに紹介すものは、野生種であるが、極めて優良なものである。
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